熱中症とは
「暑い環境で起こる健康の障害」のことをまとめて熱中症といいます。
熱中症の症状
・めまい、失神(立ちくらみ)
・生あくび
・大量に汗をかく、
・ひどく喉が乾く、
・頭痛、嘔吐、全身がだるい、
・意識障害、けいれん
上記の症状などが挙げられます。
予防方法
熱中症予防の基本は「水分補給をしっかり行うこと」と「暑さを避けること」です。
この水分補給に関して、単に水分だけを摂ればいいと思っていらっしゃる方が多いかもしれません。しかし、実は水分だけを補給するのではダメなのです。
熱中症では、水分とともにナトリウム などの電解質でんかいしつ(一般的には塩)も失われます。ですから、熱中症の予防・処置としては、水分の補給に加えてナトリウムなどの電解質を補給することが大切です。
水分だけを補給した場合、体の中のナトリウム濃度が薄くなり、補給された水分が尿によって体外に排泄されやすくなるのです。また、血液のナトリウム濃度が低下するとけいれんを起こしやすくなります。
そのため、熱中症予防の際・熱中症を疑った際には、塩分と水分が適切に配合された経口補水液けいこうほすいえきを飲むとよいでしょう。
熱中症に注意しながら夏を満喫しましょう!!